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20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【長期インターン編】1/3

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はじめに

今回からようやく第一部「長期インターン編」が始まります。

1年8ヶ月という事で様々な思い出はありますが、できるだけ要点を絞りかつ詳細にお伝えできればと思います。

大学1年の夏から長期インターンを始めた理由

私はよく大学の同級生とバイトの話になった時に、長期インターンをやっている事をできるだけ話さないようにしています。

理由は、大学では「お調子者」として認識されているので、長期インターンのようないわゆる"意識高い系"の活動は、キャラぶれに繋がるからです(謎のプライドw

さて、冗談はこの辺にしてここから本題に入りたいと思います。

私が大学一年生の夏(当時18歳)という早い時期に長期インターンを始めた理由は「自分が成長する仕事がしたい」「時間を無駄にしたくない」「実際のビジネスの現場を肌で感じたい」と考えたからです。

私は大学1年生の春学期に「バイトが辛い、行きたくない」という友達の言葉をよく耳にしていました。

当時、就労経験が全く無かったので「①なぜ皆は貴重な大学生活を犠牲にしてまで興味の無い仕事をするのか」「②苦労して入学したのにこんな事に時間を費やして良いのだろうか」という疑問が生じ、周りの行動に強烈な違和感を感じていました。

また宮古島から出てきたという事もあり、都会の職業をほとんど知らず「③実際のビジネスの現場はどう動いているのか」というところにも強い関心がありました。

以上の3点が私が長期インターンを始めた理由です。

 

長期インターンで何に取り組み、何を学んだか。

主に「ビッグデータを用いた分析プラットフォームの構築」に取り組み、他にも「Tableau(タブロー)資格/認定試験の最年少合格」「最年少チームリーダー」などを経験しました。

 

まず「ビッグデータを用いた分析プラットフォームの構築」をするきっかけとなったのが「Tableau製品との出会い」です。

私は入社初期の頃「社員さんのお手伝い」や「WEB解析業務」をメインに行なっていたのですが、ある日近くの席に座っていた社員さんが「Tableau」を使ったVizを作成しているのを見て衝撃を覚えました。

データは扱い方によって、ここまで姿を変えるのか。

これまで漠然と抱いていた「データ=無機質な文字の羅列」というイメージが完全に崩れ落ち、「データ=美しいVizを作る構成要素」という認識に変わった瞬間でした。

それからは積極的にその社員さんに積極的にメッセージを送り、なるべく多くのお仕事をいただけるよう努めました。

その後、Tableauを扱う仕事も徐々に任されるようになり、様々な困難を経てスキルが上達すると「もっと裁量権の大きな仕事をやってみたい」という気持ちが芽生えるようになりました。

これまではVizの"一部"を依頼された形でただ提出するだけだったので、多少間違っていても社員さんが修正してくれたのですが、裁量権の大きな仕事を扱うとなるとそうはいきません。

データの計算や細かな設計にもある程度「責任」が伴ってきます。

 

そこで、私がしなければならないのは「スキルの証明」でした。

そこで大学2年時の夏休みに「Tableau Desktop Certified Associate」を受験することを決意しました。

受験料は 「$250」(約2万5千円)とかなり高額ですが、私の会社は「資格試験に合格すれば受験料免除」という福利厚生があるので、一発合格を目標に頑張りました。

当時はTableauに関する業務をいただくのはもちろんのこと「仕事が無い休日に少し勉強をする」という事もしました。

結果何とか一発で合格する事ができ、少しずつ「裁量権の大きな仕事」を任せてもらえるようになりました。

 

しかし、今度はさらに上のレベルに行きたいと思い、3ヶ月の短期集中プログラムである「DATA Saber」という認定試験に挑戦しました。

この認定試験では「高い技術力」が求められるのはもちろんのこと、実際のビジネスで問題が起きた時「どう対処すべきなのか」、脳科学の観点から「適切なグラフはどう選べば良いか」、Tableauのパフォーマンスを上げるために「何を工夫すべきなのか」など、この試験を通してでしか分からないことを無料で学習する事ができました。

試験では全問正解するまで次のステップに行く事ができず、間違えた箇所も教えてもらえないので「一つの問題に1ヶ月以上」時間を要する事もありました。

また、その試験に合格するために、大学の図書館に友達を8人ほど呼び「Tableauのハンズオン」を実践したり、Tableauの関する「ブログ記事を10本」書いたり、積極的に「イベントに参加」するという事をしました。

大学の期末試験や地元の成人式の準備などで忙しかった事と、先の見えない問題に何度も心が折れそうになりましたが、自分で挑戦すると決めた以上やり切りたかったので、プライベートの隙間時間を全てTableauの勉強に充て、何とか期限ギリギリで合格する事ができました。

自分自身「スキルを身につける事ができた」のはもちろんのこと、それ以上に「挑戦者同士の横の繋がりができた」事が本当にTableau人生の財産だなと感じます。

※DATA Saberの認定試験では、同じ挑戦者と銀座SIXのTableau本社に集まって、職種や年齢を超えてディスカッションをする事でとても有意義な時間を過ごす事ができました。

 

これらの試験に合格する事ができたせいか、どんどん「裁量権のある仕事」を任されるようになりました。

当初は綺麗に加工されたデータのみをTableauを用いてビジュアライズしていたのですが、試験に合格してからは、データの「設計」「加工」「運用」なども任されるようになりました。

それまでpaizaなどのプログラミング学習サービスでSQLなどを学んでいたので、Big QueryやRedshiftを用いた「設計」や「加工」はある程度できると思っていたのですが、実際の仕事になってみると「全く歯が立たない」という事を痛感させられました。

そこで、一つ一つのコードをネットで調べ「自分の言葉」でまとめたり、その集計が「何に用いられてどう処理されるのか」という事を把握したりなど「自分にできる事」は色々試してみました。

その甲斐あってか、今では「設計」「加工」「可視化」「運用」「共有」を踏襲した「分析プラットフォームの構築」に携わらせていただいています。

 

ところで、大学が冬休みに入った頃、インターン生の「ビッグデータ部リーダー」を任されるようになりました。(5~6人規模)

社長からは教えてもらっていないのですが、個人的に任された理由としては以下の3つが挙げられると思います。

①勤務経験が長い」「②年上にも発言できる」 「③年齢が若い

私のインターン先では主に「大学院生」「学部3~4年生」が新人として入社してきます。

そこで重要なのが、年齢を気にせず「いかに効率よく仕事を振れるか」、チーム内で「円滑なコミュニケーションを取れるか」がとても重要になってきます。

私は他の先輩方よりも勤務経験が長いので「誰がどんなタイプの案件を持っているか」「困った事があればどうすれば良いのか」について他の人よりもよく知っています。

また、私は人見知りがほとんど無いので「年上でも堂々と話せる」ことができ、年齢も若いので「長期的に組織を運営できる」という強みがあります。

これが私が「最年少チームリーダー」に任された要因なのではないかと考えています。

しかし、それは思った簡単なものではなく「チーム全体のタスク管理」「モチベーション維持」など、自分のタスクに余裕がない時でもやらなければならない事はたくさんあります。

※本当はこんなブログを書いている場合じゃないw

チームのタスク管理の面で言えば、一週間に一度詳細なタスク内容を聞き出し、その進捗状況から新しいタスクを振らなければなりません。

また、モチベーション管理の面では、メンタルの強くないメンバーにメッセージを送り、何か困りごとが無いかを聞くようにしています。

その甲斐もあってか、私のチームは他のチームに比べて「作業効率の良い組織」(=手が余る人がいない組織)となっています。

私はこの経験から「リーダーが全体を把握することの重要性」「こまめな連絡でチームの要望を聞き出すことの大切さ」を学びました。

 

おわりに

以上が、 20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【長期インターン編】となりました。

ここまで長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。

少しでも長期インターンを考えている学生の参考になれば幸いです

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🗣んならね〜〜