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【あるある基本単語】コンサル業界で使われる横文字・略語一覧

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はじめに

私は1年半ほどコンサルの現場にいるのですが「会話では横文字、チャットでは略語」がバンバン使われます。

慣れないうちは「キモッ!w」と思うのですが、慣れると自然に使ってしまっていて自分でもビックリです。笑

今回は、現場でよく使われる「基本的な」横文字・略語を一覧でまとめてみました。

大学生の方も将来使うことになるので、是非参考にしてみて下さい!

ア行 

アグリー:「賛成」agree。個人的に一番鼻につく単語。(Ex.私はアグリーです)

アサイン:「任命」assign。超頻出単語。(Ex.〇〇さんがこのプロジェクトにアサインされた)

アジェンダ:「議題」agenda。こちらも頻出。(Ex.本日のアジェンダはこちらです)

アテンド:「接待する」attend。本来の出席や参加という意味が転じてできた。(Ex.取引先をアテンドする)

アポ:「予約」appointment。

イシュー:「論点」issue。

インファレンス:「推論」inference。(Ex.〇〇さんはインファレンス能力が高い)

エスカレーション:「上司へ報告や引継ぎなど」escalation。段階的な拡大という意味が転じた。

エビデンス:「証拠」evidence。

エンドユーザー:「商品を使う人」end-user。

オーソライズ:「権限を与えられる」authorize。

オブザーバー:「傍観者」observer。

オポチュニティー:「機会」opportunity。

オンスケ:「予定通り」on schedule。

カ行

カンスト:「これ以上数えられないこと」counter stop。

カンファレンス:「会議」conference。

キャパ:「自分の能力や時間の限界値」capacity。大学生も使う。自分の限界に来ることをキャパオーバーなどと呼んだりする。

クライアント:「依頼先の顧客」client。中学生レベルの基本単語なので、知らないと結構ヤバイ。

クリティカル:「核心」critical。就活中の大学生には大して重要でもないポイントでも、あえてクリティカルという言葉を使う輩がいる。

クロージング:「取引を完了させること」closing。超頻出単語。(Ex.本件はクロージングとさせていただきます)

グローバル:「世界的な」global。意識高めの学生がグローバル基準というのは大抵、世界基準ではなくアメリカとの比較である事が多い。つまり誤用しがち。

グロス:「全体」gross。(Ex.今月の成果をグロスで報告する)

ケイパビリティー:「能力」capabillity。(Ex.ケイパビリティーを高める)

コンセンサス:「合意」consensus。

コンバージョン:「最終的な結果」conversion。WEBサイト上での会員登録数や資料請求数など。

コンプラ:「企業の秘密を守ること」compliance。(Ex.その行為はコンプラ的にまずい)

 

サ行

サマリー:「要約」summary。要約することをサマるともいう。

シナジー:「相乗効果」synergy。(Ex.他部署とのシナジーを起こす)

ジャストアイディア:「思いつき」just idea。

シュリンク:「縮まること」shrink。(Ex.市場がシュリンクした)

ジョイン:「参加」join。超頻出単語。コンサル業界で参加するという言葉は聞いた事が無い。(Ex.今日からこのチームにジョインする〇〇です)

ジョブ:「インターンのこと」job。コンサルの本拠地が多いアメリカでのインターンを指す言葉らしいが、向こうのジョブとは圧倒的に質が違うらしい。

シンキング:「考える」thinking。(Ex.クリティカルシンキングできてなくない?)

スーパーバイザー:「エリアマネージャー」supervisor。

スキーム:「枠組みのある計画」scheme。

スキルセット:「自分が持っている技術」skill set。

スケール:「拡大させる」scale。スケールは本来、拡大・縮小の意味なので正しくはスケールアップ。

ステークホルダー:「投資者」stakeholder。

ゼロベース:「ゼロから考える」zero base。カタカナ語なので外国人には通じない。正しくは、think of it from the start、start from zero。

ソリューション:「問題解決」solution。

タ行

タイト:「時間や予算が厳しいこと」tight。(Ex.タイトなスケジュールにねじ込む)

タスク:「作業」task。

ディテール:「詳細」detail。

デベロップメント:「開発」development。

デフォ:「初期設定」default。大学生でも日常会話でよく使う。

テレカン:「テレビ会議」TV conference。

ドライブ:「前進する」drive。(Ex.君は目標まで届いてないんだから、もっとドライブかけなきゃいかんぞ)

ドラフト:「下書き」draft。

ナ行

ナレッジ:「知識」knowledge。知識を共有することをナレッジシェアなどと呼んだりする。英語が苦手な人には通じない。

 

ハ行

バイアス:「偏見」bias。

バジェット:「予算」budget。

バックログ:「積み残し」back log。(Ex.バックログとして残しておく)

バッファ:「余裕」buffer。スケジュールに余裕を持たせる時などに、バッファを積むという。

バリデーション:「妥当性」validation。

バリュー:「価値」value。コンサル志望の大学3年生がバリューバリューなど言っていたらほぼ確でコンサル病である。(Ex.それバリューあんの?)

ヒアリング:「聴取」hearing。

ピュア:「純粋」pure。(Ex.ピュアにこの要件を伝えると〜)

ファーム:「会社」firm。コンサル会社はコンサルファームという名称の事が多い。たまに単語のスペルをfarm(=農場)と混同する人がいる。

ファクター:「要因」factor。

ファクト:「事実」fact。コンサル界隈の人は、根拠や具体例のことをファクトという。

フィックス:「確定」fix。(Ex.スケジュールをフィックスさせる)

フェアウェル:「送別」farewell。外資系企業では送別会のことをフェアウェルパーティーと呼ぶ。

プライオリティー:「優先順位」priority。

プラクティカル:「実践的」practical。

ブレスト:「少人数で意見を出し合うこと」brain storming。

プロコン:「賛成と反対」pros & cons。(Ex.プロコンを整理する)

ペイ:「割に合う」pay。

ベストプラクティス:「最も効率の良い方法」best practice。

ベンダー:「売り手」vendor。

ベンチマーク:「基準や指標」benchmark。(Ex.私はあの人をベンチマークしている)

ボトルネック:「目的の妨げとなっている要因」bottleneck。

ボール:「担当」ball。ボールを持つ=担当者。

 

マ行

マイルストーン:「重要な節目」milestone。

マインドセット:「自分の思考の持ち方」mindset。日本語では心持ちという言葉に近い。(Ex.そのマインドセットじゃ通用しないよ)

マター:「管轄」matter。事柄という意味が転じたもの。(Ex.これは営業部マターだ)

マンパワー:「人手」man power。

メイクセンス:「筋が通ってる」make sence。これは実際に聞くと本当にムカつく。(Ex.それはメイクセンスですね)

ラ行

リーク:「漏れる」leak。(Ex.社内の情報がリークされた)

リードタイム:「発注から納品までにかかる時間」lead time。

リサーチ:「調査」research。コンサル界隈の人は絶対に調査という言葉は使わない。

リスクヘッジ:「危険回避」risk hedge。

リスケ:「計画の変更」reschedule。和製英語なので海外の人には通じない。

リソース:「稼働時間や資本金など」resource。本来の資本という意味が転じたもの。(Ex.今週リソース足りなすぎてマジヤバイ)

リッチ:「豊か」rich。(Ex.ボキャブラリーがリッチになる)

リテラシー:「理解能力」literacy。識別能力という意味が転じた言葉で〇〇リテラシー=〇〇の能力という使われ方をする。(Ex.あの業界の人はITリテラシーが低い)

レギュレーション:「規則」regulation。

レジュメ:「履歴書や概略」resume。(Ex.プレゼンのレジュメを送る)

レセプション:「歓迎」reception。

ローンチ:「サービスを開始すること」launch。

ロジック:「論理」logic。ITコンサルでは「構造/構成」というニュアンスで使われたりもする。(Ex.データのロジックが〜)

 

A〜Z行

KGI:「重要目標指標」Key Goal Indicator。企業が設定する目標。売上高・利益率・成約件数など。

KPI:「重要業績指標」Key Performance Indicator。目標まで具体的にどれくらい実行されたかの評価基準。引き合い案件数・解約件数など。

MTG:「ミーティング」meeting。一度使うと便利すぎて"ミーティング"の6文字をフルで打てなくなる。

M&A:「企業の合併や買収」merger & acquisition。

OEM:「製品をクライアントの企業名で作ること」Original Equipment Manufacturing。

OJT:「実務を通した訓練」On the Job Training。口頭でも割と使われる。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

基本とはいえ、これを全て知っていたという方は極めて少ないと思います。

私もたまに忘れてしまうことがあるので、この記事をブックマークしていつでも見れるようにしています。

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🗣んならね〜〜

 

参考サイト 

http://www.social-lunch.jp/s2/column/6020002

https://www.njg.co.jp/column/column-28344/

https://www.consul.global/post355/

http://demacassette2.hateblo.jp/entry/2018/03/12/005109

https://freeconsultant.jp/column/c001/

https://mara-ashida.hatenablog.com/entry/2018/12/24/124659

https://kuguru.jp/11590

https://liginc.co.jp/life/business/85739