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20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【高校・大学の学内行事編】3/3

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はじめに

今回は前回の続きということで、第三部「高校・大学の学内行事編」をお届けいたします。

個人的な思い出はたくさんあるのですが、私が何を考えて「学内行事」に取り組んでいたのかについてお伝えできればと思います。

20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【長期インターン編】1/3 - 宮古島×慶應理工× IT

20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【大学受験編】2/3 - 宮古島×慶應理工× IT

【高校生】学内行事を全力で楽しむ〜大学受験との両立〜

私は高校生の頃、「全ての学内行事をいかに効率よく楽しむか」について考え、それを実践してきました。

理由は以下の2つです。

  1. 学内行事を楽しまないと心残りがあるまま受験を迎えてしまう
  2. 受験に影響させたくないので、なるべく最小限の準備で楽しみたい

これは性格上の問題なのですが、私は昔から「イベントは誰よりも楽しみたい」という気持ちを持っており、中心となって場を盛り上げることが好きでした。

そのため、もし大学受験のために高校からイベントに参加しないとなると、それが大きなストレスになってしまい「大学受験に悪影響を及ぼす」ことが懸念されました。

とはいえ、私は地方からの逆転合格を目指している身なので、勉強時間を削って文化祭の準備をしたり、体育祭に備えてトレーニングをする事はできませんでした。

そこで「いかに効率良く楽しむか」について考える必要がありました。

そして考えた結果「学内行事の準備は一切せずにリハーサルと本番で思いっきり楽しむ」という結論に至りました。

 

これは一見思考を放棄したように聞こえるのですが、実際にはそうではありません。

私の高校において文化祭や体育祭は「運営側」「運動部(特に野球部)」が中心となって作り上げる一大イベントであり、そこには帰宅部を寄せつけぬ空気感があります。

そのため学内行事で全力で楽しむには、彼らと「親しい関係」を築きながら、本番でどんな事があっても「場を盛り上げるスキル」が求められます。

※「場を盛り上げるスキル」に関しては経験値の問題なのでここでは割愛します。

そこで私は彼らと「親しい関係」を築くために、以下の2つを実践しました。

  1. 積極的に自分から話しかける
  2. 自分が彼らと同じバイブスを持っている事を示す

>1.積極的に自分から話しかける

私の高校では、理数科と普通科でフロアが異なるので、学校行事の中心である普通科の人とは中々接する機会がありませんでした。

しかし距離が離れて話す機会が減ってしまうと、以前のように「親しい関係」を築く事ができないので、私は「掃除の時間」や「移動教室」の際に彼らのフロアを通り「積極的に自分から話しかける」ようにしました。

ここに関しては、特に神経を張って取り組んだというよりは、私の性格上「人と話すのが好き」なので、彼らとくだらない会話をする事自体が「日々の勉強の息抜き」になっていたりしました。

この行動が、ただ文化祭や体育祭を楽しむための「戦略」となっているだけでなく、自分の目標である「大学受験へもプラスに働いた」という事が言えます。

 

>2.自分が彼らと同じバイブスを持っている事を示す

一口に文化祭や体育祭を中心に回しているメンバーと言っても、様々な部活動があるのですが、その中でも「野球部」と積極的に絡み「自分が彼らと同じバイブスを持っている」という事を示しました。

なぜなら私の高校では学内行事は主に野球部が中心となり全体を盛り上げるという文化があったので、野球部にピンポイントで接触する方が「自分が学内行事で輝け、最も効率良く楽しむ事ができる」と考えたからです。

幸運にも私は小中野球部という事もあり、彼らと似たような「バイブス」を持っていたので、あとはそれを普段のコミュニケーションで利用するだけでした。

具体的にいうと、休み時間に湘南乃風が流れていたら一緒に踊ったり、すれ違い側に「ウェーイ」と言って謎のハイタッチをしたりなどです。

こう言った日々の積み重ねにより「あいつはノリの良いやつだ」と認識させる事で、何かイベントで面白い事をするときに声をかけてもらうようになり、結果として「当日だけ全力で楽しめる環境」を作る事ができました。

さらに、このような活動の副産物として「ダンス部から声をかけられ一緒に後夜祭のステージでパフォーマンスをする」という経験をする事もできました。

帰宅部としては前代未聞のことだったのですが「湧き上がる観客の様子」「同級生や後輩達の黄色い歓声」を肌で感じる事ができ、最高の思い出を作ることができました。

結果として私の高校生活に「メリハリ」がつき、心残りなく日々の学習に取り組めたことで、大学受験と真剣に向き合う事ができました。

私はこれらの経験から、日々の生活で信用を積み重ね「組織の中心メンバーと親しい関係を築く努力をする」ことで、「最も効率良く自分の力を発揮でき、思わぬチャンスを獲得できる」という事を学びました。

 

【大学生】学内行事で結果を出す〜新歓・三田祭〜

私は大学で 「サークルで新入生を多く勧誘する」「三田祭で売り子として一番の成績を残す」という事に力を入れてきました。

理由は「やるからには目標を立てて本気でコミットする方が面白い」と考えたからです。

まず一つ目の「サークルで新入生を多く勧誘する」事に関しては、新入生歓迎パーティで「短時間で多くの新入生に声をかけ接触数を増やす」という目標を立てました。

当初は10分ごとにテーブルを替え、新入生にサークルの魅力を伝えれば「多くの新入生を勧誘できる」のだと考えていました。

しかし、やり始めると「新入生と込み入った話ができない」「サークルの魅力を伝えてもピンときていない」という問題にぶつかりました。

なぜなら、テーブルを替えて(=卓を移動して)初対面の新入生と話をするとき「必ず2~3分は自己紹介でロスしてしまう」「一度に大人数をお相手にするので、距離を詰めるには10分では足りない」という問題がありました。

さらに、限られた時間では「表面的なサークルの説明」しか出来ず、新入生があまり食いついて来なかったので、ほとんど手応えがありませんでした。

そこで当初立てていた目標を変更し、「移動するテーブルの数を減らし、より込み入った話をする」という方向にしました。

具体的には「20分は同じテーブルにいるようにする」「新入生が気になっている事を聞いてみる」という事をしました。

時間を20分に設定した理由は、一つのテーブル5~6人ほどの新入生がいたので、2時間で約30人を勧誘する事ができると考えたからです。

すると、移動するテーブルの数を減らした分単純接触数は減少したのですが、全体の時間の中で「自己紹介に充てる時間」が減少し、その分「込み入った会話」をする事ができ、結果としてコンバージョン率を上げる事に成功しました。

結果、会話をしていても新入生の反応が明らかに良くなっている事を感じ「2時間半で約20人」の加入を決定させる事ができました。

 

次に2つ目の「三田祭で売り子として一番の成績を残す」事に関して、「2日間で100人にラスクを売る」という目標を立てました。

理由は以下の2つです。

  1. 初日に周りが苦戦していると聞いていたので見本となりたかった
  2. 100人だとキリが良いのでモチベーションになる

私は用事があって三田祭3日間のうち、2日目以降から参戦しました。

三田祭初日が終了した頃、グループラインで「今年は売上が少なすぎて大変なことになっている」との連絡を受けました。

主な理由としては「テナントの設置場所が悪い」「ラスクの需要が無い」ことが挙げられました。

テナントの設置場所は抽選なので仕方がないことですが、ラスクは売り方によっては問題なく他サークルと勝負できるのかなと考えていました。

そこで「とにかく声をかける人数を増やす」という方針で、三田祭2日目に挑む事にしました。

しかし現実は甘いものではなく、最初の1時間は思っていたよりも売ることができませんでした。

どうすれば短時間で売上を最大化することができるのか、そんな事を考えながらこの1時間について振り返ってみました。

すると私の中で「男女カップルの男性側」「複数人の女性グループ」に声をかける方が最も効率良く売ることができるという結論に至ったので「その2タイプに狙いを絞り、それぞれに応じて声をかける内容を予め用意する」ことにしました。

結果それが功を奏し「お客さんの反応が良くなり、時間あたりの売上も確実に伸びている」ことを実感しました。

そしてフタを開けてみれば、最終的に「2日間で150人にラスクを売ることができ、サークル内売上成績でトップ」になりました。

これは当初立てた大きな目標を上回る結果で、私はこの経験から「顧客を絞って、そこに最適化した営業をすれば結果を出すことができる」という事を学ぶことができました。

 

おわりに

以上が、 20歳の僕が学生時代に頑張った3つのこと【高校・大学の学内行事編】でした。

ここまで長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。

「高校・大学生活をもっと充実したものにしたい!」という方の参考になれれば幸いです。

今回で「長期インターン編」「大学受験編」「高校・大学の学内行事編」の全てが終わったのですが、他にも何か書いて欲しい記事があればこちらよりリクエストを下さい。

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🗣んならね〜〜