人に伝わる文章を書くためのテクニック10選【初心者ブロガー】
はじめに
今回は「伝えて動かす!WEBライティングの教科書」という本を読んで、私が学んだ事についてシェアしていきたいと思います。
これまで30~40本の記事を書いてきましたが、私自身文章力があるわけでは無いので「どうすればもっと上手く伝えられるのかな」と悩んできました。
そこでいくつかの書籍を探したところ、こちらの本に出会ったので、皆さんの参考になればと思い筆を執ることにしました。
伝わる文章を書くためのテクニック10選【初心者ブロガー】
- 一文の長さでメリハリをつける
- 文末でリズムをつける
- 体言止めでバリエーションを増やす
- 同じ接続詞を連続させない
- 接続詞を多用しない
- 改行は俯瞰して感じる
- 箇条書きでコンパクトに
- 会話文で臨場感と感情を出す
- 漢字:ひらがな:カタカナの黄金比
- 読み手に適切な言葉使い
>1. 一文の長さでメリハリをつける
文章を書く時は常に「一文が適切な長さであるか」を意識します。
①トムは3日前に胸が痛くなった。それは我慢できないものだったので病院へ行った。
→「トムは3日前に発症した胸の痛みが我慢できず、病院へ行った。」
②トムは急に胸が痛くなり、それは我慢できないものだったので、何か病気にかかったのでは無いかと思い調べてみたところ、肋間神経痛という神経の痛みである可能性が高かったので、不安になり病院へ行くことにした。
→「トムは急に我慢できない胸の痛みを感じたので原因を調べてみた。すると、肋間神経痛という神経の痛みである可能性があったので病院へ行くことにした。」
※実話ですw
文章を「適切な長さに収める」ための訓練としては「自分で声に出して読む(音読)」という方法があります。
>2.文末でリズムをつける
ここでのポイントは「3回以上同じ文末を繰り返さない」という事です。
3回以上同じ文章が続いてしまうと文章が稚拙になります。
①トムです。出身地は宮古島です。現役慶應生です。
→「トムと申します。宮古島出身の現役慶應生です。」
②私は歯を磨きます。歯磨き粉はクリニカを使っています。クリニカはCMでよく見かけます。
→「私が使っている歯磨き粉は、CMでよく見かけるクリニカです。」
>3.体言止めでバリエーションを増やす
ですます調が連続し過ぎないように「体言止め」を活用しましょう。
①はてなブログで登録者を増やすために意識したことがあります。それは何があっても毎日更新を続けるということです。
→「はてなブログで登録者を増やすために意識したこと。それは"毎日更新"です。」
このように「文章の端端で体言止めを使う」ことはメリハリをつける上で効果的なのですが、使いすぎるとかえって読みにくい文章となってしまうので「ここぞという時にのみ使う」事を心がけましょう。
>4.同じ接続詞を連続させない
「しかし・ですが」などの接続詞は、スムーズに会話の流れを変えるのでとても使いやすいのですが「接続詞が連続すると稚拙な文章になる」ので注意が必要です。
①トムはブログを始めようと思った。しかし、ブログの始め方が分からなかった。しかし、はてなブログの存在を知りやってみることにした。
→「トムはブログを始めようと思った。しかし、ブログの始め方が分からなかった。だが、はてなブログの存在を知りやってみることにした。」
>5.接続詞を多用しない
「接続詞を多用すると読みにくい文章となる」のでこちらも注意が必要です。
上でリライトした(=書き直した)文章を再度リライトしてみます。
①トムはブログを始めようと思った。しかし、ブログの始め方が分からなかった。だが、はてなブログの存在を知りやってみることにした。
→「トムはブログを始めようと思ったが、ブログの始め方が分からなかった。しかし、はてなブログの存在を知りやってみることにした。」
場合によっては「接続詞をすべて省略した方が良い文章もある」ので、文意が伝わるようにさじ加減を調整しましょう。
>6.改行は俯瞰して感じる
ブログやSNSで読みやすい文章を書く上で「改行」は必要不可欠です。
①はてなブログで稼ごうと思ったらGoogle AdSenseなどを始める必要がある。しかし、Word Pressに比べて審査が厳しいだけでなく、規約違反をしたら突然サイトが消えるというリスクがある。私は長期的にブログを運用しようと思っているので、そろそろWord Pressへ移行しようと考えている。移行はなるべく記事数が少ないうちにやった方が良いと聞いたので、できるだけ早めに移行したい。
→「はてなブログで稼ごうと思ったらGoogle AdSenseなどを始める必要がある。しかし、Word Pressに比べて審査が厳しいだけでなく、規約違反をしたら突然サイトが消えるというリスクがある。
私は長期的にブログを運用しようと思っているので、そろそろWord Pressへ移行しようと考えている。移行はなるべく記事数が少ないうちにやった方が良いと聞いたので、できるだけ早めに移行したい。」
内容の良し悪しの前に「読者に読んでもらう」という事がWEBサイトの大前提なので、ここを見誤らないようにしましょう。
>7.箇条書きでコンパクトに
「箇条書きでコンパクトにする」というテクニックはブログ上級者でも頻繁に使います。
①ブログを書く上で重要なテクニックは6つあります。それは「文章にメリハリをつける」「
文末でリズムをつける」「体言止めを使う」「接続詞を連続/多用しない」「改行する」「箇条書きを使う」です。
→「ブログを書く上で重要なテクニックは以下の6つです。」
- 文章にメリハリをつける
- 文末でリズムをつける
- 体言止めを使う
- 接続詞を連続/多用しない
- 改行する
- 箇条書きを使う
箇条書きで要点が強調されているので、格段に読みやすくなっていますね。
>8.会話文で臨場感と感情を出す
会話文には「文章に臨場感が出てイメージしやすくなる」という効果があります。
①「ブログ書いても収益が出ないと落ち込みますよね。しかし、諦めるのはまだ早いです。有名ブロガーでも数年はかかっているので今は継続しましょう。」
→「
Aさん:ブログ全然稼げないんだけど〜もうやめようかな
Bさん:まだ諦めちゃダメだよ!始めたばっかじゃん
有名ブロガーでも数年はかかってるから今は継続してみよ!
」
説明口調が多くて堅苦しい文章になっている時は「会話文」を効果的に使い、読み手にイメージさせやすくしましょう。
>9.漢字:ひらがな:カタカナの黄金比
「漢字:ひらがな:カタカナ=2:7:1」が最もバランスの良く、読みやすいと言われています。
①「私がブログを始めようと思った動機は、知識を発信する事で頭を整理する事が出来るのでは無いかと考えたからである。」(漢字:ひらがな:カタカナ=19:31:3)
→「トムがブログを始めようと思ったきっかけは、知識を外に出すことで頭の中を整理できるのではないかと考えたからである。」(漢字:ひらがな:カタカナ=11:39:5)
毎回、比率を気にする必要はないが「漢字・カタカナが多過ぎないか」を意識してみると良いでしょう。
>10.読み手に適切な言葉使い
「読み手に適切な言葉使い」というのは、何も難しい言葉を避けるという意味ではありません。
自分のWEBサイトが「誰を対象にしているか」で変わってきます。
①「Google Analyticsというサイト解析ツールを使って、各記事の購入成約率を調べると、インスタ関連の記事が伸びていることが分かった。」
②「GAで各記事のコンバージョン率を調べると、インスタ関連の記事が伸びていることが分かった。」
一般的には①文章の方が丁寧のように見えるのですが、読者がマーケティングの知見があるのであれば②の文章の方が無駄がなく、はるかに分かりやすいです。
復習
- 一文の長さでメリハリをつける
- 文末でリズムをつける
- 体言止めでバリエーションを増やす
- 同じ接続詞を連続させない
- 接続詞を多用しない
- 改行は俯瞰して感じる
- 箇条書きでコンパクトに
- 会話文で臨場感と感情を出す
- 漢字:ひらがな:カタカナの黄金比
- 読み手に適切な言葉使い
まとめ
「文章力はテクニックで上達する」
今回は「伝えて動かす!WEBライティングの教科書」の本を参考にしました!
こちらの本は「Kindle Unlimited」コースで無料で読み放題(月額¥980)となっているので、是非気になった方は読んでみて下さい。
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🗣んならね〜〜