人を動かす文章を書くためのテクニック13選【ブログで収益化を目指す】
はじめに
今回は前回に続き「伝えて動かす!WEBライティングの教科書」という本の一部をご紹介します。
ここでのポイントは「文章を通し読者を行動へと促すこと」を指し、収益化を目指すブロガーにとっては必須のスキルとも言えるでしょう。(Ex.会員制有料サイトへの誘導、特定ブランド品の購入など)
このスキルを身につけて私も底辺ブロガーから脱却したいところです、、!w
では早速みていきましょー!!
人を動かす文章を書くためのテクニック13選【ブログで収益化を目指す】
<信頼度を上げる4つのテクニック>
- 主張の一貫性
- 主張をしたら理由を述べる
- 権威性
- デメリットを伝える
<共感度&親近感を得る3つのテクニック>
- 読み手にフォーカスを当てる
- 読み手との共通点を探す
- 弱み・人間味を見せる
<価値を伝える6つのテクニック>
- フレーミング効果
- アンカリング効果
- イエス・セット
- たとえ話
- イメージさせる
- 相手の価値観を尊重する
信頼度を上げる4つのテクニック
>1.主張の一貫性
読者から信頼を得る上で「主張の一貫性」はとても重要です。
例えば、昨日まで「はてなブログはコミュニティ間の繋がりがあって最強だ!」なんて言っていた人が、今日になって「Word Pressこそブログ界の王者であり最強だ!」なんて言っていたらアウトですよね。
>2.主張をしたら理由を述べる
何か自分が主張した時、その後に必ず「理由を述べる」必要があります。
例えば、「はてなブログはコミュニティ間の繋がりがあって最強だ!」という主張を伝えたいのであれば、その後に「なぜならWord Pressにはない"登録者機能"が装備されているからだ」「グループ機能で似た志向の人と繋がることができるからだ」と付け足すことで説得力が増します。
>3.権威性
これは著名人や公式データの「権威性」を借りることで、発言に説得力を持たすことを指します。
例えば、
①最近、Word Pressよりもはてなブログの方が人気のような気がする。
②「Googleの発表によると、ここ数年ではてなブログのユーザー数がWord Pressのユーザー数を追い抜いたそうだ。」
という二つの文章では、明らかに②の方が説得力が高いですよね。
>4.デメリットを伝える
「デメリットを伝える」ということは、この人は「都合の悪いことも隠さない人なんだな」という印象を読者に与え、信頼を獲得することに繋がります。
ただ、ここでは「同時にそれ以上のメリットも伝える」ということが重要です。
例えば、はてなブログの良さを伝えたいとき
①はてなブログってアクセスされやすいから絶対始めた方がいいよ!
②「はてなブログって規制が少し厳しいけど、登録者機能とかでPV数上がるし、仲良いユーザーとかもできるからやってて楽しいよ!」
という二つの文章では、明らかに②の方が説得力があると言えます。
共感度&親近感を得る3つのテクニック
>1.読み手にフォーカスを当てる
読み手にフォーカスを当てるというのは「自分語りしない」ということで、具体的には「一人称(僕・私など)を多用しない」ということです。
例えば、
①僕は毎日更新することで開始1ヶ月で150人の登録者を獲得することができました。僕のやり方を真似すればきっと同じ結果が出せるでしょう。そこで、今回は僕が実践したテクニックを全て公開します。
②「毎日更新を継続すれば開始1ヶ月で登録者150人を獲得できます。それができればあなたの登録者も150人を超えるでしょう。そこで、今回は効率的に毎日更新をする上で必要なテクニックを紹介します。」
という二つの文章では、明らかに②の方が説得力が高いですよね。
>2.読み手との共通点を探す
「読み手との共通点を探す」というのは「自分と読者の距離を縮める」上で効果的なテクニックです。
例えば、はてなブログ初心者向けの記事を書きたいのであれば「私も始めたばかりはブログのアクセスは低いままでしたが〜」などの文を挿入することで、読者が親近感を得ることができます。
>3.弱み・人間性を見せる
「弱み・人間性を見せる」ということは、ブランド力のある人(or近寄りがたい人)が「読者との距離を縮める」という意味でとても効果的です。
具体例としては、プロのアスリートが「今日はゲームを8時間もしてしまいました、、」とTwitterで呟くことなどが挙げられます。
しかし、このテクニックでは「ブランドに影響しない範囲」で弱み・人間味を見せるという事が大事になってきます。
というのも、WEBサイトのコンサルをしている人が「最近PV数が大幅に減って悩んでいます」なんて呟くのは、その人のブランド力に影響するので控えるようにしましょう。
価値を伝える6つのテクニック
>1.フレーミング効果
フレーミング効果とは「同じ内容でも表現方法が異なれば違う印象を与える」という意味で、写真の切り取り方(=framing)で情報の見方が変わるということが語源になっています。
①ブログのPV数が1ヶ月で5倍になりました
→「ブログ開設時からPV数を継続的に伸ばし、1ヶ月で5倍になりました」
②はてなブログで毎月3万円稼いだ方法
→「はてなブログを使って、10年間連続で毎月3万円稼いだ方法」
③カルシウム0.1g配合
→「カルシウム100mg配合」
④5人中1人が受験に失敗しました
→「受験合格率80%」
ここでのポイントは「具体性を付け加える」「言い回し・表現を変える」ということです。
>2.アンカリング効果
アンカリング効果とは「予め提示された情報が意思決定に強く影響を与える」という意味で、いかだを使って船を固定する(=anchoring)に由来する言葉です。
※元の価格を意識の中で固定させ、その後の思考に影響を及ぼす。
①3980円
→「14000円→3980円」
②参加費9800円
→「通常このスキルを身につけるのに3ヶ月はかかるが、こちらの9800円の特別セミナーを受講すると2日で身につけることができます」
このように「前振りの段階でオファーの価値を植え付ける」ことで、読者にこの商品(orセミナー)はコスパが良いと思わせることができるのです。
>3.イエス・セット
イエス・セットとは「小さなYESを積み重ねてNOと言わせなくする」というものです。
①はてなブログでお小遣いが稼げたら嬉しいですよね?→YES
②HTMLやCSSの勉強を一から始めるとすると正直めんどくさいですよね?→YES
③はてなブログで簡単に稼ぐ方法があったら知ってみたいですよね?→YES
このテクニックは必ずYESを引き出すものなので「相手(=ターゲット)によって質問を変える」ということが重要です。
また立て続けに質問するのではなく「文中のところどころに挿入する」という点にも注意しましょう。
>4.たとえ話
「たとえ話」は上手に活用することで、とてつもない力を発揮します。
①URLを変えるなら301リダイレクトしなきゃいけないよ
②「URLを変えるのは、インターネット上の住所を変えることと同じだから、設定で違うURLに飛んでも正しく修正されるようにしなきゃダメだよ」
たとえ話はその人の表現力・語彙力が試されるので、日々「面白い表現」を探して取り入れていくしかないですね。
>5.イメージさせる
「イメージさせる」ことはブログ運用においてとても重要です。
①はてなブログで稼ぐのは大変です。
→「はてなブログで稼ぐのは大変なことなのかもしれません。ですが、一年後頑張った先にある未来を想像してみて下さい。」
WEBサイトの場合、このように文章で表現するだけでなく「画像・イラスト」などを用いて、視覚的に訴えると成果が出やすいです。
>6.相手の価値観を尊重する
人間は押し付けられることを嫌う傾向にあるので「相手の価値観を尊重する」ことは、WEBサイトで成果を出す上でとても重要です。
例えば「ブログで結果を出すにはHTMLやCSSの知識がなくてはいけない」という価値観を持っている人に、「はてなブログを使うと簡単に稼ぐことができますよ」と言っても全く聞く耳を持ってくれません。
しかし、このように言い換えるとどうでしょう。
「ブログで結果を出すにはHTMLやCSSの知識でカスタマイズした方が効率が良いと言えますが、はてなブログでは予めカスタマイズ機能が備わっているので初心者でも始める事ができます。」
相手の価値観を尊重しているので、聞く耳を持ってもらえそうですね。
復習
<信頼度を上げる4つのテクニック>
- 主張の一貫性
- 主張をしたら理由を述べる
- 権威性
- デメリットを伝える
<共感度&親近感を得る3つのテクニック>
- 読み手にフォーカスを当てる
- 読み手との共通点を探す
- 弱み・人間味を見せる
<価値を伝える6つのテクニック>
- フレーミング効果
- アンカリング効果
- イエス・セット
- たとえ話
- イメージさせる
- 相手の価値観を尊重する
まとめ
「人を動かす文章を書くのに特別な才能などいらない」
今回は「伝えて動かす!WEBライティングの教科書」の本を参考にしました!
こちらの本は「Kindle Unlimited」コースで無料で読み放題(月額¥980)となっているので、是非気になった方は読んでみて下さい。
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🗣んならね〜〜