【解説付き】世界大学ランキングを可視化してみた【Tableau(タブロー)】
はじめに
今回は前々回までの記事の応用版という事で、実際にKaggleからWorld University Rankings 2020のデータを引用して、Tableau(タブロー)でダッシュボードを作成してみました。
さて、この下のダッシュボードを見る前に一つだけ言いたい事があります。
それは「絶対にスマホでは無くPCで閲覧して欲しい」という事です。
理由は私が「スマホ用に設計していない」からですw
※PCの方が処理が早いという理由もある。
まぁグダグダ言っても仕方が無いので、早速みていきましょー!!✨
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世界大学ランキングをTableau(タブロー)で可視化してみた
- - - 前提 - - -
- Kaggleの元データが全て英語なので指標も全て英語です。
- 元データの「university」にフランス語や諸外国の文字が混在していたので、私の独断でExcel内で適当に修正しました。(Ex. é → e)
- 元データの「rank」の値が全ての列番号を含む形になっており、公式の発表と値が一致しなかったので私がExcelで適当に修正しました。(Ex. 「1→2→2→3」→「1→2→2→4」)
※「Overall」=総合「Teaching」=教育「Research」=研究「Citations」=論文引用数「International Outlook」=国際観「Industry Income」=特許収入。
どうですか?特に「マウスオーバー(=マウスを上に重ねる事)」した時に面白い結果が見えたりしますよね!
一見シンプルそうに見えますが、実は色々なテクニックを駆使しています。。
私がTableauライセンスを持っている限りいつでも見れるので、気軽に遊んでみて下さいね〜
【特別編】どうしてもPCが用意できずにスマホで見た方へ
冒頭で「絶対にPCで閲覧して欲しい」との旨をお伝えしましたが、どうしてもPCが用意出来ない時ってありますよね。。
そんな人のためにここでは「PCで閲覧するとどうなるのか」について説明していきたいと思います。
<スタート画面>
こちらがデフォルト(=初めの状態)の画面です。
ここでは「各指標のランキング上位」「国毎の大学の数」が一望できるようになっています。
「単純に指標別の情報が欲しい」という方は何も操作をする必要がありません。
左上のOverallの下にある「(All)」と書かれたものは「国別フィルター」で、好きな国のランキングを閲覧する事ができます。
※「(All)」では全ての国が該当します。
<地図上でマウスオーバー>
地図上でマウスオーバーすると、以下のような画面が現れます。
私は今、日本の上付近にマウスを置いているので自動でその情報が見れるようになっています。
ここでは「国名」「ランキング圏内の大学数」「大学名」「大学の順位」が表示されるように設計しました。
<Overallでマウスオーバー>
Overallの「大学名」でマウスオーバーすると、以下のような画面が現れます。
先ほどとは異なり、ここでは「大学名」「国名」「順位」「留学生の割合」「各指標のスコア」「男女比」「学生人数」が表示されている事がわかります。
また、特殊な仕掛けで「その大学の国を地図上に反映させる」という事もしました。
これは個人的に「ランキング上位の大学が世界のどの位置にあるのか」という事を知りたかっただけです。笑
今回は「総合ランキング」と「マップ」が注目されるように設計したので、総合ランキングの箇所でなるべく情報を詰め込みました。
<各指標でマウスオーバー>
各指標の「大学名」でマウスオーバーすると、以下のような画面が現れます。
先ほどは情報量を詰め込みすぎたので、ここでは「大学名」「国名」「順位」「各指標のスコア」に限定しました。
ここでも「国の位置が地図上に反映されている」という事が分かります。
情報量が多く無いのでスッキリしていて、見やすいです。
順位を上からマウスでなぞると、各大学の違いなども細く把握する事ができとても便利ですよ〜
今回私が設計したダッシュボードは以上で全てとなります!
まとめ
「Tableauのビジュアライズは最高」
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🗣んならね〜〜
あとがき
Tableau(タブロー)はデータを整形・加工できるだけでなく、(慣れれば)自分の思い通りにビジュアライズ(=可視化)できるのでとても面白いです。
興味のある方はコメント欄かインスタのDMなどで私宛てに連絡下さい。
経験者の方には「DATA Saber」という少し難易度高めの認定試験があるので、そちらをお勧めします。
↓↓こちらを参考