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豚星の大盛りを完食してみた【慶應生定番ラーメン】

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豚星(ぶたぼし)とは

おそらくこの記事を見ている君は「慶應生」か「二郎系マニア」のどちらかだろう。

※二郎系とは「極太麺」「山盛りの野菜」「大量のニンニク・背脂」が特徴のラーメン二郎の系統。

なぜなら豚星は、慶應の日吉キャンパス(全ての新入生が通うキャンパス)の近くにあり「駅からも離れた位置にある」ので一般の人は訪問しづらいからだ。

しかしここには連日サラリーマンと思われる人々も連日長蛇の列を作る。

その理由は「豚星は二郎系最強」と呼ばれ、二郎系マニアに根深く愛されているからである。

参考程度に少し食べログを覗いてみよう。

tabelog.com

2020/03/14時点でその評価は驚異の 3.74 である。

これは普通のラーメン屋ではまず考えられない。

しかもその口コミ数が「297件」とその人気ぶりがうかがえる。

ラーメン激戦区の日吉で王者と呼ばれる「武蔵家」でも、食べログ評価は「3.6」で口コミ数が「165件」であることから、やはり「豚星」の存在は圧倒的であると言える。

tabelog.com

既に分かっていただけたとは思うが豚星の人気は並大抵のものではない。

二郎大好きYoutuber達も大食い動画として連日多くの動画を投稿している。

ラーメンYoutuberすするさんの「約200万回再生」を初めとし、今や伝説となった三年倉太郎さんの「5キロ完食260万回再生動画」なども、この豚星から生まれたものである。

 

www.youtube.com

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豚星は小ラーメンでも「麺300g」で、さらにトッピングの量も凄いのでスープも込みで「約2700kcal」とも言われている。(参考はこちら

小ラーメンでさえも「成人男性の1日の推奨カロリー2200kcal(※農林水産省の記事を参照)を超えている」から驚きである。

さらに大ラーメンになると「麺400g」で「約3600kcal」とも言われているので、コンビニで売られている「ペヤング超超超大盛り2142kcalの"約1.68倍"もカロリーが高い」ことになるのだ。(もはやペヤングに可愛げさえ感じる)

 

名もなき18歳が豚星に挑む

大学1年次の春、2限の授業が終わり僕がどこでお昼を食べるか悩んでいたところ、クラスの同級生に「とむ〜豚星キメようぜ〜」と誘われた。

何をキメるんだ?こいつは薬でもやっているのか。

と思ったが、そこは落ち着いて「何やねん、豚星って。」と聞いてみた。

話を聞くとどうやらここの近くにめちゃめちゃ量の多いラーメン屋があるらしい。

当時の私は豚星がそこまで大したお店だとは認識しておらず、友達に煽られるがまま入店し、いつものノリで威勢よく「大ラーメンの野菜マシマシ」を注文した。

豚星は人気すぎて常に店内に人が並んでおり、自分が食べている際も後ろから他の客がガン見してくる。

常連客ならわかるが、初豚星で「大ラーメン」を頼むことは本当に愚行である。

そして、いざラーメンが僕の元に届いた。

※隣に置いているのは当時使用していたiPhone8

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 このラーメンがいざ手元に来たとき「え。おわたww何これ」というのが素直な僕の感想だった。

周りの8割の人が小ラーメンを注文しているにも関わらず、アホずらで大ラーメンを注文し、手元に来たときに驚愕していた私を周りの人は横目でジロジロみてた。

その時僕はフードファイター(=大食いバトルの選手)に憧れていたこともあり、これらを全て食べきることを決意した。

しかし、不思議なことに先ほどまで腹ペコだったにも関わらず「目の前に巨大なラーメンが用意されると自然とお腹一杯な気持ちになった」のだ。

さぁ、ここからが地獄の始まりだった。

上のもやしを食べただけでもお腹いっぱいだったにも関わらず、苦しいと言いながら私はひたすら食べ続けた。

ここで箸を置こうもんならもう再び食べることはできない。

そう思いながら、自分の胃袋を騙し友達に煽られながらもひたすら食べ続けた。

途中から「これは食事というより"エサ"なのではないか?」「何で俺はこんなに頑張っているんだ」「もしかして俺は豚なのか」など訳のわからない囁きが頭をよぎったりもした。

結局、自分が何と戦っていたのかも分からず何とか食べ切った。

※この後汁もしっかり飲みました。

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食べ切った後は、まるで子供を身ごもったかのようにお腹がポコッと膨らんでいた。

自分の胃袋を騙して食べていたので、食べ切った後の1〜2時間は苦しい時間が続いた。

その日の経験は僕にとって"普通"のラーメン屋に行ったということではなかった。

自分の限界と戦い、成長できたように思えた1日だった。

まとめ

自分の限界を超えた食事はやめようね〜

その後、僕は一人暮らしを始めてからこのノリで食べ続け8キロも太り、正月の帰省時に家族に豚扱いをされましたとさ。

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